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 DOACの使い方 EHJなどヨーロッパ系の雑誌のまとめよりはだいぶシンプルでわかりやすいです。

・ワルファリンは機械弁か高度腎機能低下例
・ある程度の腎機能低下例はXa阻害薬
・脳塞栓症高リスク例はダビガトラン150
・高出血リスク例はアピキサバン,エドキサバン,ダビガトラン110
・1日1回がいい場合はエドキサバン,リバーロキサバン
・外来での静脈血栓塞栓症にはアピキサバン,リバーロキサバン


で,異論はあるかもしれませんが,シンプルで現実的な選択基準に感じられます。

私は最近はもっと単純で1日1回がいいか2回でもいいかを聞いて,1回を強く希望するときはエド,かリバーロ。そうでなければ腎機能良好ならダビ110,低下または消化器症状,消化器疾患ありならアピにしています。そんなに薬品を置けないという場合は,1日1回のもの,2回のもので好きなものをそれぞれ1個ずつ。1つくらいしか在庫できない場合はもうお好みで良い,という感じで良いと思っています。

  

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